お風呂リフォームに最適な季節とスムーズに進める方法

浴室リフォームに最適な季節は春!その理由とスムーズに進めるコツ 浴室リフォームの基礎知識

浴室リフォームに最適な季節はあるのか

リフォームに最適な季節は「春」!その理由とは

お得な「キャンペーン」がある場合

リフォーム業者の中には1月~3月に様々なキャンペーンを打ち出し、3月決算に向けて受注を確保しようと熱を入れているところもあります。

冬のボーナスが正月イベントに消費されて、リフォームを検討する方が少ないと想定さているのです。

『1月か2月に見積り▶3月に契約▶4月か5月に風呂リフォーム工事を完了』させる計画を立てると気温の影響も少なくスムーズに進みます。

乾燥させる時間を確保できる

風呂リフォームでは土台のコンクリートを固めたり、隙間埋めのコーキング剤を乾燥させる時間が必要です。

風呂リフォームが完了したからとすぐに浴室が使えるわけではないので注意しましょう。

工事の後に早く乾燥させるコツは季節にあります。

暖かい季節は乾く時間が短く、寒い季節はコンクリートが乾くのに時間がかかってしまいます

工期も長くなる場合があるため、短期間でリフォームを済ませたい方は季節も考慮しましょう。

リフォームの検討を始めるきっかけみる「悩み」から見る

グラフからわかるように「冬の寒さ」について悩んでいる方が圧倒的に多いです。

比例して寒い冬が近づいてくる秋ごろにリフォームの依頼が多くなるのです。

リフォーム依頼が集中すれば希望の日程でリフォームが出来ないこともありますので、緊急な工事や急ぐ場合を除き、時期をずらすことも視野に入れましょう。

一方、春や秋にリフォームを行なうデメリットもある

工事が集中してしまう

自分の他にも同様に「風呂リフォームに適した季節」を気にして検討している方は多いです。

そのため、春と秋にリフォームをする方が多くなります。

とくに秋には夏のボーナスでリフォームを検討するタイミングもあります。

さらに年を越す前に新しいお風呂にしたいという心理も働き工事依頼が集中しやすいです。

費用が割高になることがある

費用が割高になるとは「値引きが少ない」ということです。

閑散期だと業者も仕事がほしいためリフォーム交渉で大幅な値引きもしやすいですが、工事依頼が集中して業者のスケジュールが埋まれば強気な姿勢でくるでしょう。

また工事をするための職人も確保することも、費用の値引きが難しいことにつながります。

閑散期と比較し繁忙期には値引きが少なく風呂リフォームの費用が割高になることがあります。

工事の遅延の可能性がある

繁忙期は職人の人数やスケジュールに余裕がなく、わずかな段取りミスや予期せぬトラブルからリフォーム計画が崩れて期間が延びる可能性があります。

しっかりと計画しても防げないトラブルもありますので、閑散期と比較して繁忙期は工事遅延の可能性があると想定しておきましょう。

春以外の季節のリフォームの特徴

夏のお風呂のリフォーム

近年、気温が高くなる夏場のお風呂リフォームでは職人が大変ですね。

リフォーム期間にもよりますが3~4日(時間のかかる工事で最長10日ほど)施主は温泉など入浴施設へ通うことになります。

注意したいのは気温が高く上がる期間です。

お風呂を使いたい回数が増えたり、職人の熱中症リスクが高くなってしまうので、事前にしっかりと計画を立て、リスクも想定しておきましょう。

秋のお風呂のリフォーム

秋は気温もリフォームに適していて、夏のボーナスで工事を検討するため依頼が集中する傾向にあります。

秋は職人の人数もスケジュールに余裕がないうえに、台風の発生で工事遅延の可能性があります。

秋のリフォームを検討するなら早めの行動が吉です。

8月下旬に見積り、9月・10月契約、11月の工事で進めるとスムーズです。

年内にお風呂リフォームが終わるのかなど事前に業者としっかりと計画を立てましょう。

冬のお風呂リフォーム

冬は閑散期ではありますが日暮れが早く、大雪などで工事遅延の可能性はあります。

家の近くに入浴施設があればリフォーム期間中のお風呂の心配はありませんが、遠方や徒歩など冬道で通うことが難しければおすすめできません。

特に同居家族に高齢者がいる場合には入浴施設通い中のヒートショックの心配があるためリスクを理解して工事を考えましょう。

スムーズにリフォームを進める方法

リフォーム浴室が使えない期間の入浴を決めておく

工事中は3~4日(時間のかかる場合10日ほど)お風呂を使うことができません。

温泉などの入浴施設に通うことになりますので、工事を決める前に近場の入浴施設を調べておきましょう。

工事終了後はコーキング剤を乾燥させるなど、すぐにお風呂が使えない場合が多いため、工事期間を含めどのくらいお風呂が使えないのか業者としっかり打ち合わせしましょう。

どのようなリフォームをしたいか明確にする

漠然としたイメージだと担当者とのリフォームプランの打ち合わせに時間がかかります。

希望するユニットバスの種類やお風呂に求める性能(現在の悩み)、予算など具体的に決めておくとスムーズです。

また完成図など視覚的にイメージを共有できるものがあれば業者に伝わりやすいです。

もっと効率よく話を進めるならば、道具やユニットバスの搬入方法を決めやすくするため浴室付近の経路を採寸しておくこともおすすめです。

さらに下見までに室内を片づけておくことでスムーズに打ち合わせが進みます。

リフォーム業者と細かく相談を

気になることや細かい希望まですべて伝えておきましょう。

そうすることでリフォーム業者も工事の計画が立てやすくなります。

リフォーム後に後悔をしないために遠慮せず意見を言うことをおすすめします。

また工事完了の希望日があれば相談してみましょう。

可能なら応じてくれますが、浴室状況や工事の進捗状況次第では日数が伸びる可能性がありますので事前に予備日をいれておきましょう。

月曜日から工事を始めるようにする

実は季節以外にも注目したいのが「曜日」です。

土日は工事業者が休みだったり、部品調達ができず工事が中断するなど工期が2日間延びる可能性があります。

お風呂リフォームを開始するなら月曜日からのスタートでお願いしてみましょう。

月曜日から開始になれば5日間の工期なら金曜日に終えることができます。

まとめ

お風呂リフォームに適した季節について説明してきました。

繁忙期や閑散期のメリットとデメリットを理解したうえで、希望するお風呂のタイプや工事日数がどれくらいかかる工事になるか、自宅の近くに入浴施設はあるかなど事前にしっかり確認して計画しましょう。

事前の準備や業者との打ち合わせがスムーズに工事を進めるコツになりますので、なんでも相談できる信頼する業者に依頼するのも大切です。

1社ずつ探すことは時間も労力も必要になるため、一括見積サイトを利用して複数社からまとめて探すことをおすすめしています。

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