浴室リフォーム「失敗しない素材と色の選び方」と「決められない時の対処法」

お風呂リフォームでの色や素材の選び方をご紹介 浴室リフォームの基礎知識

お風呂リフォームで失敗しないための3つのポイント

使いやすい浴槽や壁の種類を選ぶ

見た目のデザインや浴槽の他に床や壁、天井の素材にもこだわりましょう。

カビや汚れに強い素材を選ぶことが浴室全体の機能性を向上するポイントになります。

お風呂リフォームの予算を決めたら、浴槽や床などパーツで選ばずに浴室全体のイメージを持ちましょう。

それからデザイン、機能、素材、価格などバランスよく考えると失敗が少なくなります。

落ち着いた色味を選ぶ

毎日の疲れを癒す役割のあるお風呂を快適に過ごすために色味選びは重要です。

深く考えずに色だけ決めてしまうと、床や壁、天井の素材が合わずちぐはぐな印象になってしまうこともあります。

清潔感を感じられる「白」、落ち着いた印象になる「ダーク系」、可愛らしい色合いの「パステルカラー」、個性を出せる「ビビットカラー」。

これから長い時間をともにするお風呂なので、自分にとって落ち着く色味を選ぶといいでしょう。

お手入れのしやすさも重要

忙しい毎日のなかで掃除が簡単であることは重要なポイントです。

汚れの付きにくい素材を選んだり、浴槽内をボタン1つで洗浄できる機能も検討してみましょう。

また汚れを発生させない為に浴室乾燥機をつけるのもおすすめします。

リフォームしたばかりは汚れにくくても年月が経てば汚れやすくなってしまうため、お手れのしやすいお風呂を選ぶのがいいでしょう。

浴室の壁面の素材と特徴

樹脂

・汚れにくく掃除しやすい

・保温性に優れている

・乾きやすくカビの発生を抑えられる

・木目調や石目調の質感をもつ樹脂壁材が登場し、樹脂でも高級感を出せる

ホーロー

・表面がガラス質なため汚れが落としやすい

・傷がつきにくく、カビも発生しにくい

タイル

・タイルの色や形状はバリエーションが豊富

・個性やオリジナル空間を創り出せる

冷たく感じないような加工タイルや掃除のしやすい大判タイルの登場で、従来のデメリット(冬場の寒さ、目地の手入れしにくい)を改善できる

浴槽の素材と特徴

価格やお手入れのしやすさなど、優先したいことと予算を比べて選ぶようにしましょう。

人工大理石の浴槽

・ポリエルテル系やアクリル系からなる素材

・表面加工で汚れが付きにくく、汚れも落としやすい

・大理石とは別物だが大理石の風合いをもち高級感がある

・加工性に優れているため色や形のバリエーションが豊富

FRP(繊維強化プラスチック)素材の浴槽

・価格が安い

・樹脂素材にガラス繊維を混ぜているのでサビや腐敗に強い

ホーロー素材の浴槽

・大量生産できないため価格が高い

・耐久性があり保温性に優れている

・カビが生えにくくお手入れがしやすい

・光沢が美しく高級感がある

ステンレスの浴槽

・金属素材のステンレスは価格が安い

サビや傷に強い

・変色や表面劣化が少ないため清潔感を保ちやすい

お風呂に使うカラー別の「特徴」と「注意点」

ホワイトカラー系は「清潔感」「解放感」

特徴

・白いうろこ状の水垢がホワイトカラー系だと目立ちにくい

・他の色合いと比べても清潔感がある

・空間を広く開放的に見せてくれる

浴室全体をホワイトカラー系に統一させてしまうとシンプルで物足りなく感じることがあります。

失敗しない為に事前に特徴を理解して、飽きの心配があれば壁の一部に異なる色のアクセントパネルを取り入れてみることなど検討してみましょう。

またホワイトカラー系は髪の毛やピンクカビが目立ちやすいデメリットがあります。

清潔感をキープするためには頻繁な掃除が必要となります。

ダークカラー系は「大人」「落ち着き」

特徴

・シックで落ち着きのある大人な印象を与える

・明るめの茶色系はシックになりすぎない柔らかな印象を与える

・紫色は個性的な印象を与え、癒しの効果もある

・浴室全体でなく壁の一面にダーク系を取り入れるだけでも空間が引き締まる

ダーク系は白いうろこ状の水垢が目立ちやすいことがデメリットです。

浴室全体をダークカラーに統一すると暗い雰囲気になってしまう失敗例もあるので実際に展示浴室を見学するなど実際に見てみることをおすすめします。

失敗しないためには異なる素材やデザインのはいった壁面を取り入れたり、浴槽にホワイト系を採用するなどバランスを考慮しましょう。

パステルカラー系は「リラックス」「清楚感」

特徴

・パステルカラーは柔らかくて優しい印象を与え、淡い色は心をリラックスさせてくれる

・ホワイトカラー系の次に水垢汚れが目立ちにくい

・イエローやピンクはふわふわと柔らかい女性的な雰囲気になる

・グリーンやブルーは優しく清楚な印象を与えて、爽やかさを感じられる

可愛らしい雰囲気を演出できるパステルカラーは、おしゃれに感じていても年齢を重ねると甘すぎる印象を受けるというデメリットがあります。

一度お風呂のリフォームをすれば、完成した浴室と長いお付き合いになります。

失敗しない為には長い目で色を選びましょう。

ビビットカラー系は「個性的」「元気」

特徴

・華やかで個性的な雰囲気の浴室を造れる

・赤やオレンジ、黄色のビビットカラーを取り入れると浴室が明るくなる

浴室の壁を全てビビットカラーにしてしますと、心の休まらない空間になる可能性があります。

ホワイトカラー系をベースにアクセントパネルとして取り入れると全体のバランスが取りやすいでしょう。

また、主張の強い色はマンネリを感じ飽きやすいデメリットがあるため10年~15年先を見据えて配色を検討することをおすすめします。

浴室の色選びのポイント

浴室の色を選ぶときに考えることは、「どんなお風呂にしたいのか」ということです。

「キレイな見た目」「落ち着いた空間」「掃除が甘くても目立ちにくい」など、1番優先する条件で選べば後悔のない浴室になるでしょう。

汚れが目立たないようにしたい

水周りで汚れやすい浴室ですが、ずばり汚れが目立ちにくい色は「灰色、青色、茶色、クリーム色」で、どの色も薄い色や淡い色が条件です。

反対に濃く、はっきりした色だと汚れが目立ちやすくなります。

灰色(グレー)は汚れと同系色なため、ほこりが付いていても目立ちにくいのが特徴です。

青色(くすみ色)や茶色(薄めのブラウン)も同様に汚れが目立たなくなります。

注意が必要なのは汚れが目立ちにくいからと掃除を怠るとお風呂の劣化が進んでしまうことです。

汚れが付かないわけではありませんので、必ずこまめな掃除を心がけましょう。

開放的な雰囲気にしたい

開放的な雰囲気を出せる色は白色です。

透明感の高い白色をベースにすることで浴室に奥行きを感じることができ、さらに天井と壁を白で統一すると拡がりのある印象を与えることができます。

逆に黒や茶色系は全体が引き締まり、圧迫感を感じやすくなります。

高級な雰囲気を出したい

高級な雰囲気を出せる色は黒色と赤色です。

重厚感があるダークカラー系は高価に見え、さらに光沢のあるタイプを選ぶことで高級感を強く感じられます。

お風呂の色で迷った時の対処法

全体のバランスで色を決める

浴室全体を考えたカラーコーディネートが重要になります。

好きな色を単体で選択し、それらを組合せたらチグハグでイメージと異なるという可能性は高いです。

色選びで迷ったり、お手本が欲しいと思ったらメーカーのショールームやホームぺージなどで色の組み合わせシミュレーションを参考にしましょう。

また浴室以外にも脱衣所や洗面所との色のバランスも考えた方がリフォーム後の失敗が少ないでしょう。

同系色を選んだ繋がりあるカラーコーディネートや、あえて全く別空間を演出させるような異なる色など、水周りエリア一帯で考えるのがポイントです。

風水を取り入れる

色選びに迷ったときに取り入れてみたいのが風水です。

芸能界でも活用している人が多い風水で、気の周りをよくさせ快適なお風呂空間を作ってみましょう。

風水では体についた厄を落として心身を清めるお風呂場にするために方角による縁起と、ラッキーカラーを見ることができます。

家のお風呂がどの方位にあるかを調べて、方角と相性の良い色を確認して取り入れてみましょう。

【方角と風水】

【東】は浴室として最もいい方角です。恋愛運や健康運が良く、白やピンク、青のカラーを使うとさらに運気がアップします。

【西】なら金運が下がり気味になると言われます。黄色やピンク色、白色を活用して運気をアップさせます!

【南】だと水との相性が悪いため恋愛運や金運が下がりがち、緑を取り入れて運気低下を防ぎましょう!

【北】なら夫婦仲に大きな影響が出るため、トラブル回避に暖色系のオレンジやピンクなど取り入れると愛情運を引き寄せます。

カラーシミュレーションを活用する

大手メーカー公式サイトのカラーシミュレーションを使えば、手軽に自分の好きな色を組み合わせてみることが出来ます。

想像だけで色を組み合わせることは難しいですが、カラーシミュレーションを使えば浴室の壁や床、浴槽などの色を変えて全体のバランスを見ることが出来ます。

特にアクセントパネルや一部だけ色を変えたいと検討中の方にはとても便利なソフトでしょう。

カラーシミュレーションで複数色を候補に選んでから実際のショールームに足を運ぶとスムーズに決めることができます。

画面上の色合いと実際の色合いが異なることが多いため、必ずショールームで実物を確認することをおすすめしています。

色以外で浴室をコーディネートしてみる

柄を取り入れる

壁や天井のデザインに柄を揃えているメーカーもあります。

可愛らしい花柄やハート柄、温かみのある木目調、シックな木目調など様々です。

色だけでは物足りないと考えられている方は、ご自分のイメージに近づける柄を見つけてみてはいかがでしょうか。

光を使って演出する

色だけではなく照明を上手に活用することによって、温かみある空間や高級感のある空間、ラグジュアリーで個性的な空間などを演出することができます。

リラックスには暖かみある電球色、朝のシャワーのようなシャキッと感は青みがかった昼光色が適しています。

シーンに合わせて色や明かりが調節できる照明もありますので、満足できるお風呂のリフォームにしましょう。

パーツにこだわる

高級感のあるオーバーヘッドシャワーやお洒落な雰囲気をだせるガラス製ドアなどを取り入れてワンランク上の浴室を造ることも可能です。

まとめ

ご自分で一から浴室の色、素材、壁や床、天井、浴槽を考えるのは本当に大変なことです。

最初にどんなお風呂にしたいのか明確にしておくことが重要です。

お風呂に求めることに優先順位をつけてみましょう。

掃除が簡単であること、汚れが目立ちにくいこと、リラックスできること、個性的であることなどが決定すると色も選ぶことができます。

色選びに自信がなかったり、参考やアドバイスが欲しかったり、絶対に後悔したくない思いが強い場合にはリフォーム会社に相談しましょう。

たくさんのお風呂をリフォームしてきたプロに相談すれば、自分のイメージをより具体的にハッキリと形にしてくれます。

自分のイメージに合ったリフォーム会社を見つけるために2~3社に相談して複数のプランを提案してもらいましょう。

その中から自分にとって最適なプランを選ぶことが失敗しないお風呂リフォームのポイントになります。

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